この仕事はゲームだといいました。ゲームには相手がいるのが普通です。 しかしこのゲームには相手がいません。強いていえば、それは、気まぐれで固定観念の強いもう一人の自分です。 この御仁かなりの難敵です。それはあなた自身がいちばんよくご存じでしょう。 そう簡単に言うことを聞くような相手ではありません。 ゲームという競技では、通算すれば技量に勝るほうが９分９厘勝ちます。 あくまで通算すればということで１回勝負ではそうは言えません。 チャンピオンも負けることがあります。 成果は通算で評価する、時々の結果は通過点にすぎません。 これを頭の隅においてください。これは人生そのものにも通じることですね。 このゲームで相手とされるもう一人の自分に勝つ術とは？ 学習と訓練を重ねて技能を身につけましょう。 そして能力的には疑問符ながら折あらばと出番をうかがう、出たがり屋で油断も隙もないもう一人の自分を事実で 完全に納得させることです。難しいと思われそうですが、技法を習得できればできないことではありません。 的中コードを論拠とするこの仕事はまことに古典的です。 ５０年以上も前からそこそこの人気を保って今日に至りました。 波平流では稼ぎはすこぶる小粒。しかし、末席ながらこれもニッチです。 自分勝手にＳＯＨＯの先駆けと自負していますが自認の域を出ません。 これも何かの御縁、せっかく見えかけたニッチ（隙間）です。 労を惜しまず真剣に検証してみませんか。あたまの体操ぐらいにはなるはずです。 あなたが失うものは何もありません。 あるとすればもてあましている？時間だけ。 ことによれば、生涯小銭には不自由しない思考回路の芽が出てくるかも知れません。 そうなればしめたもの、それを大切に育てればいいのです。 無論、芽が出にくいあるいはまったく出ない土壌も珍しくありません。 それは努力して何かを育もうという意思のない怠土と呼ばれる土と、固定観念の強い常識層という地層にある 頑土という乾燥してがちがちになった土です。 これらが不毛の土壌の双璧です。これらの特徴は、まず否定から入るということです。そして頑なな固定観念と 世間の常識を盾に聞く耳を持ちません。まずは聞いてみる、疑問があれば質す。ホントの大人の常識です。 |
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知らない世界 こんな声も |
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ピカソ閣下から拝借
